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投資を始める前に知っておきたい知識
この記事では、投資に少し興味があるけどまだ始めるには早いかな、これから勉強したい、という人へ、投資についてわかりやすく解説しています。
「つみたてNISA」、「FX」や「株式」といった単語は聞いたことがあるけれどよくわからない、自分にも投資が始められるのか、、、と不安な方も投資についての大枠が掴める記事になっています。これから何を勉強したらいいか、どうやったら投資が始められるのかということが見えてきます。一緒に投資を勉強していきましょう。
ライフプランを考える
皆さんは自分のライフプランを考えたことがありますか？将来を不安に感じている人もいると思います。
就職・結婚・子育て・老後などそれぞれのステージで必要なお金や資産が変わってきます。これらのライフイベントには“お金”が密接に関わります。
ライフプランについて若いうちから考え、ライフイベントに備えお金を準備しておくことが重要です。また、老後の生活を年金のみで暮らすことが難しくなっている時代の中で、必要なお金を自分たちで確保し、自分の身を自分で守るという意識が私たちの世代には必要です。
貯金と投資の違い
ライフプランを踏まえてお金を準備するには、「資産形成」を行っていきます。この資産形成には、「貯金」と「投資」の2つの方法があります。
貯金 安全・安心で、必要なときにすぐお金を引き出せる
投資 中長期的な目線でお金を増やす
「貯金」は、将来のためにお金を蓄え、貯めることを重視しています。
一方で「投資」は、利益を得るために資産を投下することで、増やすことを重視しています。今あるお金を使って、利益を期待することです。投資は資産を減らすリスクもありますが、その一方で貯金よりも高い利益を得る可能性があります。
リスクを考える
投資にはリスクがつきものです。ただし、リスク＝危険ではありません。
リスクについて正しく知ることで、リスクを回避することもできます。
①投資は元本保証がない
②投資はギャンブルではない
①投資は、元本保証がありません。これは貯金との大きな違いです。
リスクが大きい投資方法もあれば、リスクが小さいものもあります。ただし、元本が保障されている投資方法はありません。
②投資はギャンブルではありません。
ギャンブルは、限られた報酬を奪い合っている状態です。誰かが勝って得をした場合、誰かが負けて損をしていることになります。
一方投資は、ギャンブルとは違い、報酬の奪い合いでもなく、特定の人だけが得をすることもありません。
元本保証はありませんが、ギャンブルではないということをしっかり覚えておきましょう。リスクを正しく知った上で投資をはじめることで、リスクを回避することができますし、賭けではないので、利益を得ることができます。
下の記事は、リスクとリターンについて詳しく書かれているので、リスクとリターンについてもっと知りたい方はぜひチェックしてみてください
複利効果
投資の大きな特徴として「複利」があります。
複利とは、運用で得た収益や利息を再び投資することで、利息が利息を生んでふくらんでいく効果のことを言います。
複利は長く投資すればするほど大きな効果が見込めるため、若いうちから始めるほど、複利の効果を最大限に受けることができます。
複利の効果について、こちらの記事で詳しく解説しています。
いくらからはじめられるのか
これから投資を始めようと考えている人の中で、いくらから始められるのか、どのくらい利益が出るのだろうか、ということが気になっている初心者の方も多いのではないでしょうか。
投資できる最低金額は？
投資を始めるための最低金額はいくらでしょうか。
投資を始めるには数百万円は必要なのではないかと思っている人もいるかもしれません。しかし、数千円や数万円から始めることもできるのです。
投資信託や株式投資では、100円から始められるものもあります。
投資には、株式、投資信託、外貨投資など様々な種類があります。投資信託は比較的少額からでも始めやすい投資方法です。株式も最近では「ミニ株」といって少額からできる方法もあります。
少額から投資を始めることで実践しながら投資を学べるというメリットがあります。一方で少額であると大きな利益を短期間で得ることは難しいです。特に投資信託という投資方法は、長期間かけて利益を増やしていく投資方法なので、「投資を始めれば今すぐにお金が増える！」とは考えない方が良いでしょう。
投資の種類ついて
皆さんはどんな投資方法があるかご存知でしょうか。
ここからは、投資の種類と商品についてご紹介していきます。
投資の金融商品はたくさんあるのですが、今回はその中でも特に覚えておくべき6つをご紹介します。
①株式
株式投資の仕組みは、株式会社の株を売買したり、配当などで利益を得る方法です。
株式会社の株を売買して、配当や株主優待といった形で利益を得ます。
②債券
債券投資は、国や企業にお金を貸すことです。このお金を貸したことの証明書を債券と言います。国が発行している債券を国債、企業が発行しているものを社債と言います。
③投資信託
投資信託とは、投資のプロに投資を任せる方法です。何人もの投資家から集めたお金を投資の専門家がさまざまな金融商品に投資し、分配金などといった形で利益を得ることができます。
④FX
FXとは、Foreign Exchangeの略で、外国為替証拠金取引と呼ばれるものです。FXは為替レートの差を利用して、通貨を売買して利益を狙います。FXは投資というより、上で説明した投機（＝ギャンブルに近い）ともいえます。
⑤仮想通過（暗号資産）
仮想通貨とは、インターネット上で取引される通貨のことです。こちらもFX同様に変動差(ボラティリティ)が大きいので、投機的なものだと言えます。
⑥コモディティ
コモディティ投資とは、金やプラチナ、原油や農産物などに投資を行うことを言います。
コモディティには、金のような安定資産もあれば原油や農産物のように投機的な金融商品もあります。初心者には難しいので、まずはコモディティという言葉だけ知っておけば大丈夫です。
6つの投資方法をご紹介しましたが、初心者の方には①〜③の投資方法をお勧めします。④〜⑥の投資方法もメリットはありますが、ハイリスクハイリターンであったり、投資というより投機に近いものであるので、初心者の方にはあまりお勧めしません。
金融商品の詳細、特徴、それぞれのリスクとリターンについて詳しくまとめた記事があるので、ぜひチェックしてみてください。
つみたてNISAってそもそも何？
「つみたてNISA」という言葉を聞いたことがありますか？
上の金融商品につみたてNISAがなかったように、つみたてNISAは金融商品ではありません。
つみたてNISAとは一言でまとめると「制度」です。投資をすると得た利益に税金がかかるのですが、その税金を一定の条件内で免除してくれる制度が「つみたてNISA」です。
株式や投資信託のような金融商品と混同しやすいので、ここでは「つみたてNISAは節税できる制度だ」と覚えておくようにしましょう。
つみたてNISAについて詳しく知りたい方は、こちらの記事「つみたてNISAをわかりやすく、徹底的に解説！」をご覧ください。
つみたてNISAと投資信託について
つみたてNISAが制度だということは分かったけど、それだけではどういうものなのか分かりませんよね。
金融商品の中で投資信託というのをご紹介しました。
つみたてNISAでは、投資信託に投資します。投資信託の中でも金融庁が厳選した投資信託に限定されており、投資初心者でも選びやすくなっています。
投資初心者の投資の勉強
ここまで投資についての最低限の基礎知識、いくらから始められるか、そして金融商品について解説してきました。
もっと詳しく知りたいという方は、超初心者の次のステップとして初心者向けのロードマップの記事もあるので、初心者向けの記事もチェックしてみてください。
また、書籍や最近ではYouTubeでも投資を学べるので、おすすめの本とYouTubeをご紹介します。どんな本を買っていいか迷ってしまう、、、という方はぜひ参考にしてみてください。
投資初心者におすすめの投資勉強の本
投資の本ってたくさんありますよね。
初心者向けの本もたくさんあって、どの本を読んでいいか迷ってしまうと思います。下の記事で初心者におすすめの投資入門の本をご紹介しているので、本で勉強したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。投資の全体像が掴めるような本をご紹介しています。
投資初心者必見！学べるYouTube6選！
本では基礎から詳しいことまで解説されていますが、本を読むのが苦手…という人もいますよね。そんな方におすすめなのがYouTubeで投資を学ぶことです。
YouTubeであれば勉強するハードルは低いですよね。お金の基礎知識から、投資の詳細を解説しているチャンネルなどさまざまなので、ぜひチェックしてみてください
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は超初心者が知っておくべき基礎知識をまとめてみました。
記事の途中にもっと詳しく書かれた記事もありますし、少し勉強をした人向けのロードマップもあるのでそちらもチェックしてみてください。
